Mac を使っているなら必ず使うべき2つの機能 "Automator" と "サービス" - kurainの壺
はてなインターンの時に大変お世話になったid:r_kurainさんのブログを読んでいて、便利だなぁ、と思っていたらひらめいた。
選択したテキストを一瞬でSimplenoteに転送できたら最強じゃね?
というわけで作ってみた
Simplenoteとは
僕が愛用しているクラウドメモサービス。美しいUIとその名の通りのシンプルさが特徴的。
APIも充実しており、ブラウザはもちろん、各種プラットフォーム向けにクライアントが用意されているのが非常に便利。
使い方
例えばSkypeで会議中。メモるべきことを見つけたら
選択してCtrl+Command+P
一瞬でSimplenoteに転送される。ベンリベンリ
例えばブラウジング中
便利
メモ取りももちろん
便利
しかも、クラウドなのでiPhoneやiPadにも一瞬で同期されちゃう!この手軽さヤバい。
作り方
元の記事ではperlbrewで構築したPerl環境でPerlスクリプトを走らせる方法が紹介されていましたが、僕はPythonistaなのでPythonで書いた。
ライブラリの導入
Simplenote.pyというライブラリがPyPIにあるので、そちらを導入
simplenote 0.2.0 : Python Package Index
easy_install simplenote
or
pip install simplenote
設定ファイルの記述
SimplenoteのログインID、パスワードを記述した設定ファイルを置く
読み込みにはPythonの標準ライブラリであるConfigParserを使います。
[simplenote] email=username@domain.com password=yourpassword
例えば~/.simplenoteなどとしておく。
サービスの作成
Automatorでサービスを作成。こんな感じで作ればOK。
僕はpythonbrewで構築したPython環境を利用しているので、1行目がありますが、標準で入っている環境でも大丈夫だと思います。
入力の引き渡しを「引数として(as argument)」に指定するのをお忘れなく。
サービスの登録
システム環境設定>キーボード>キーボードショートカットから、今作成したサービスを登録。ここではCtrl+Command+Pに設定されていますが、お好みでどうぞ
これだけで完了!
最初に紹介した記事で触れられている部分はあっさりとしか解説していないので、そちらも併せてご参照ください。
パッとメモが同期できるのはいろいろ捗りますね。Evernoteなんて目じゃない。
似たような感じで作れば、何にでも応用可能なのではないでしょうか。
Justnotes
余談ですが、『Justnotes』というMacAppStoreで購入可能なSimplenoteビュワーがオススメです。
お値段850円ですが、パッとメモを閲覧できるし、美しいUIが魅力的。ぜひぜひ。