スライドを作りたい
勉強会に出席するような意識の高い読者諸賢であれば、各々様々な方法でスライドを作っているかと思います。
僕は、markdownを使って楽にカッコイイスライドを作ろうと、今までいろいろ試行錯誤してきたのですが、どれも僕の要求を満たすような感じではなくて、結局Keynoteを使ってせっせとスライドを作っていました。
Decksetが凄く良い
Markdownからスライドショーを生成してくれる「Deckset」というMac用のアプリを2000円も出して買ってみたのですが、凄く良かったのでご紹介します。
https://itunes.apple.com/jp/app/deckset-turn-your-notes-into/id847496013?mt=12&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
Deckset for Mac: Turn your notes into beautiful presentations
作ってみた
このスライドはこんな感じのmarkdownからできてます。
Decksetはここが凄い
大抵のメインの機能はスライド内で述べてしまったのですが、他にも細かい機能が多数実装されてます。
- markdownからスライド生成できる
- 豊富なデザイン
- Github Flavored Markdown(GFM)対応
- 画像の設置位置を指定できる
- 文字のサイズも変更できる
- 一部HTMLタグが使える
- 発表用メモが書ける
- 動画も埋め込める
- 4:3, 16:9のアス比に対応
- PDFにはき出せる
- 外部の好きなMarkdownエディタと連携できる
特に、画像を専用のシンタックスで制御できるところが満足度高い
今までやってきたこと
お金なんかかけなくてもタダでできるよ!と異を唱えたい方は多いと思うので、Decksetに辿り着くまで、僕が試してきた方法をご紹介します。
もっと良い方法があれば教えてください。
slideshow
Ruby製のスライド変換ツールであるslideshowなどを使って、HTMLに吐きだしていました。割と簡単にできて嬉しいし、結構カスタマイズ性も高かった。
さらに、以下に紹介されているようにguardなんかを一緒に使ってあげると、markdown保存するだけでスライドができて便利でした。
Markdown × slideshow × guard で快適プレゼン資料作成 - Confront my ignorance
しかし、初期状態には良いテーマがなかったり、日本語を扱うと微妙になったり、テーマを増やすにはCSSを書くのが面倒だったり、画像の細かい位置調整がうまく行かなかったりと、使い勝手が悪いところも。
Pandoc + Reveal.js
Pandocを使ってMarkDownからreveal.js用のスライドを作ってしまおう。 - 亀岡的プログラマ日記
Haskell製のドキュメント生成ツールPandocで、実はmarkdownやreStructuredTextからスライドショーを作ってくれる機能があります。
これを使っても良いけど、環境構築が面倒なことに加え、結局は前述のslideshowと同じような問題に陥る。
Glide.so
Gistにmarkdownを上げるだけでスライド化してくれる便利サービス、『Glide』。
これはかなり良い線まで行ってて愛用させて頂きました。
凄く便利だったのですが、デザインテンプレートが少ないのと、改ページの仕様が面倒なこと、いちいちオンラインに上げないといけないこと、さらに画像を別の所に保存しておく手間などが不満でした。
僕はGistにmarkdownを上げて、それをリポジトリとしてcloneして、そこに画像を突っ込むみたいな運用をしていましたが、高々スライド一つ作るだけで凄く面倒だったので、徐々にあまり使わなくなりました。
Keynote + カッコイイテンプレート
結局、Keynoteでいいやーという結論に落ち着く
「Azusa」というKeynoteテンプレートが非常にカッコよく、とりあえずこれを使っておけば見た目が良くなるユニクロ装備ので、これでいいやーと言った結論に落ち着きました。
大体いい感じになるKeynoteテンプレート「Azusa」作った - MEMOGRAPHIX
オススメMarkdownエディタ
Markdownを編集する方法はいろいろあるのですが、Macでのエディタはいろいろ試した感じ無料で使える中では「LightPaper」というエディタが一番良かったです。
Simple, beautiful & free Markdown editor for passionate writers on Mac
有料の奴はもっと良い物があるかもしれませんが、フリーはこれが一番オススメ。これもGFMが使える。