振り返る
なんか流行ってるっぽいので今年の活動をまとめた
出したアプリ
ふっかつのじゅもん(3月)
今年のGGJ(48時間でゲームを作るイベント)で作ったアプリを手直ししてほぼそのまま出した。 プレイ時間は2~3分で終わるけど、そこそこの完成度だし、自己紹介代わりに人に見せたり、アイスブレイキングに最適な作品になった気がする。
48時間2人で作れるゲームとしてはボリューム、完成度共に事実上限界に近い気がするので、来年以降のGGJのあり方を考えていかなければならない
あの日々を思い出す脱出ゲーム『ふっかつのじゅもん』をリリースしました - Kawaz広報ブログ
Camp Camera(12月)
この前出したやつ。FF15っぽい飯画像が撮影できる。 年末駆動で思いついて1週間ぐらいでガッと作ってみた。ちゃんと使えてるし満足。
地味にゲーム以外のアプリを個人でリリースしたのは初めて。
VOXQUEST(11月)
https://itunes.apple.com/jp/app/voxquest-okusukuesuto/id517568666?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
2012年ぐらいにリリースしたゲームが、iOS10で動かなくなっていたので、この機会に基幹部分をドラスティックに作り直した。 昔作って思い入れの強いゲームは今後遊べなくなると辛いので、継続的にメンテしていきたい。
続編のVOXCHRONICLEなどは未だに32bitで開発していて、そろそろヤバいと思うので保守管理に着手していきたい。
OSS
今年は仕事が開発基盤系の仕事に移った関係もあり、OSSを作ろうという気概が高まり、ちゃんと使える形にした物は過去最高レベルで多かった。
未完成でボツになった奴も多いけれど、ちゃんと使える状態まで作ったぞ!というのをまとめてみた。
★ | 作ったやつ | 概要 | 時期 | 言語 |
---|---|---|---|---|
0 | giginet/CCBlowingDitector | cocos2d-x for iOSでマイクからの息を検知するやつ | 1月 | C++ |
11 | giginet/JSONMatcher | SwiftでJSONのテストケース書くやつ | 5月 | Swift |
5 | giginet/NibLoaderKit | UIKitのカスタムビューを簡単に読み込むやつ | 7月 | Swift |
1 | giginet/alfred-irkit-workflow | AlfredからIRKitで部屋のリモコン弄るやつ | 7月 | Python |
15 | giginet/CustomKeyboardTextField | UIKitでピッカー付きのテキストフィールドを簡単に作る奴 | 8月 | Swift |
3 | giginet/beddit-python | Beddit Sleep TrackerというIoTのAPI叩くやつ | 8月 | Python |
2 | giginet/django-slack-invitation | Djangoでユーザー登録時にSlackチームに招待するやつ | 8月 | Python |
11 | cookpad/Phakchi | iOSアプリのCDC Testingするやつ | 9月 | Swift |
47 | giginet/Toybox | CLIからXcode Playgroundの管理するやつ | 9月 | Swift |
72 | giginet/xcprofiler | Xcodeプロジェクトのビルド時間を計測するやつ | 12月 | Ruby |
OSSだから当たり前だけどちゃんと他人が使えるような形で出すこと、未完成でもお蔵入りになるよりは拘らずに出すことを強く意識した。
大体ほとんどのプロジェクトは思いつきではじめられて、土日でガッと作ってリリースみたいなのが多くて長続きしない。 スターの最高は数日前に出したxcprofilerの72個で、ありがたいことにGitHubのTrending1位にも入れた。
GitHub Trending1位じゃん pic.twitter.com/jROVOOUoNw
— giginet (@giginet) 2016年12月28日
反面、ひそかに今年の抱負に★100個を掲げていたので、そこまでは到達せずに残念である。 とはいえ、まあ今までちゃんと出してこなかったので、質・量的にわりと良いのではと言う感じ。
あと、多くのモノはちゃんと実用しているものが多くて良かったと思う。 プロダクトに組み込むとか、業務で利用していくようにしないと、一度作ったモノを継続的に保守管理していくのは難しいと認識した。
Contribution
今年github.comで出したPRは84件だった。とはいえ、自分のモノに出したり、個人プロジェクトに出したりも多いので、純粋なパッチ自体はそこまで多くなさそうだし、ちょっと寂しい。まだまだ増やせると思う。
今年よくPRを出したのはfastlaneで、5件ほど出していた。 今年の抱負に掲げていたけど、達成できなかったので、来年はSwiftとかPythonとか言語自体にcontributionしたい。
育てた草
ブログ記事
何か作るごとに書いていた。ありがたいことにコンスタントにブクマをいただけている。
意外と爆発的に流行った記事はなかった。来年はゲームの記事とか書きたい。
発表
今年デカかったのはPyConで発表したこと。 懇親会などで聞いた話によると、結構対抗が少ない分野で運が良かった気がする。
準備がひたすら大変だった記憶しか無い。
あとは体調が悪くて、今年の大半は引きこもっていて何もしていない。秋ぐらいからちょっとマシになってきたので出歩くようになってきた。 iOS/Swiftのデカいカンファレンスで話せていないので、来年は何か話したい。特に海外カンファレンスは行ってみたい。
あと、発表ではないのだが、ご縁でPodcastに出たりとかした。自分の声が嫌いなのであまり表に出たくない。
遊んだゲーム
Kawaz - 今年遊んだゲームを振り返ってみる2016【Kawaz Advent Calendar 12/19】
55本ほど買ってた。新作は20本ほど。印象に残ったのはクラロワ、P5、Undertale辺り
続けていたこと
Coursera Machine learning
流行には乗っておこうと思って、CourseraのMachine Learnngコース修了した。 なんだかんだで11週無事にやり遂げた。
まだ何にも実装できていないが、基礎的な所は学べたので、「マシンラーニングでドーン」みたいな雑な発言をしなくて済むようになった。オススメ。
来年はアイディアはあるのでChainerとか使って何か雑に画像判定とか作ってみたい。
日記
5月中旬ぐらいから1日も欠かさず毎日書いていた。わりと続いたと思う。
すぐに記憶が揮発するので、読んだ本の感想とか、作業記録とか、飲み会で話したこととか書いておくと良い。
DMM英会話
2ヶ月ぐらいは毎日やってたけどその後飽きて続かなかった。
読んだ本
何冊読んだか数えてないけど2~30冊ぐらい読んだ気がする。書評はパブリックにはしてないけど、日記とかには書くようにしてた。
印象に残ったやつ
あと、身体ぶっ壊してたので、とにかく辛くて、睡眠とか、マインドフルネスとか、哲学とか、普段絶対読まないような怪しげな書物に傾倒していたのが印象深かった。
まとめ
今年はとにかく体調をぶっ壊してアカンかった。 今振り返れば、1月からひたすら具合悪いと言ってる記憶しか無かった。 特に夏ぐらいが最悪で、いきなり過呼吸で病院に運ばれたり、仕事以外に外に出歩けないようになっていた。 具合悪すぎて、MRIとか大腸内視鏡とか突っ込んだけど特に病変はなくて良かった。結局原因はよくわからなかった。 それが原因で、引きこもって1人で風呂に入りながら本読んでたりとか、出歩かずにコード書いていたりしていて、対外的な活動があんまりできなかった。
11月中旬ぐらいになってようやっと調子がよくなってきて、普段の生活を取り戻せたけど、今年はとにかくそれが辛かった。 とにかく来年は辛い思いをすることなく健康に生きたい。
皆様身体には本当に気をつけて欲しい。
今振り返ってみると、勢いだけでガッと進める短期プロジェクトが多いので、来年は趣味のゲーム開発とかを含めて、半年ぐらい長期で続けられることをしていきたい。 特にゲームはもうちょっと出したい。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。